今日は
「歩く速度が速い人程、寿命が長い」
という研究結果の記事を見ました。
研究結果の要約をいうと、
65歳の男性の場合
秒速1.6m (時速5.76km) で歩行する人の平均寿命は95歳以上
秒速0.8m (時速2.88km) の人は約80歳
秒速0.2m (時速0.72km) の人の平均寿命は約74歳。
この傾向は男女ともに共通。
歩行速度と平均寿命は比例しているという結果が導き出されています。
これは2011年にアメリカの科学雑誌で発表された研究結果で、
65歳以上の男女3万4485名を、6~21年間追跡調査したものだそうです。
しかし、歩くのがただ早ければ良いということではなく
重要なのは、「速く、やや大股で歩く」ということです。
なぜ早歩きが良いかというと、ゆっくりと歩いているだけでは、足を引き上げるのに必要な太ももの筋肉や体幹部が使われないからです。
中高年を過ぎてこれらの筋力が低下してしまうと、足が上がらなくなって転倒しやすくなったり、すり足になったりするケースがあるとのこと。
なぜ大股が良いかと言うと、これも同じで、あまり運動効果が現れないからです。
歩くことがこれほど重要だったとは知りませんでした。
私の母に伝えようと思います。
今日もありがとうございました。