昨日、アジア人初のバリスタ世界一日本人である井崎さんの記事を書きました。
その井崎さんの育った環境ですが、決して恵まれているとは言えません。
子どもの頃、小遣いや家族旅行が無いほど家庭の経済状況は悪く
クリスマスの朝、枕もとの靴下には
「うちは仏教徒なのでクリスマスプレゼントはありません」
と書いたカードが入っていた程だそうです。
そして井崎さんは高校を中退されてます。
そこからがすごいのですが、
高校中退後、バリスタという仕事に出会ってそこにのめり込み
バリスタチャンピオンシップへの出場と
世界のバリスタになるには英語などの教養も必要ということで大学進学も決意。
朝6時から夜9時まで大検と大学受験の勉強、
夜10時から12時までバリスタの練習という日々を送ったそうです。
そしてバリスタチャンピオンシップ日本予選で最年少優勝を果たしますが、
世界の本戦でエスプレッソの点数が0.5点低いことが原因で決勝に進めず、
それが人生最大の挫折だったそうです。
しかし、それを経て翌年のバリスタチャンピオンシップで見事世界一になります。
井崎さんから、育った環境は関係なく自分で人生を切り開くこと、人生をひとつの仕事に賭けて集中するということ、挑戦し続けるということを学びました。
今日もありがとうございました。