当社カレヨの椅子は10台です。
従って、店内でカットをする職人は10人です。
しかし私は下回りをする時、自分は椅子の無い11人目の職人だと思って仕事をしています。
カレヨではお一人様のカット・シャンプーを20分程で仕上げます。
ということは、私が下回りをして10人の職人の仕事を2分ずつ短縮すれば
全体で20分の時間が短縮し、お一人様のカットシャンプーと同価値になる。
だから、11人目の職人として下回りをして皆の仕事時間を短縮し、同価値の時間をつくり出す。
この時間をつくりだせれば、下回りの存在意義は十分にあるし、こう考えることにより自分のモチベーションが上がる。そしてお客様にとっても、店と職人にとっても効率が良い。
こんなことを考えているため、店が忙しければ忙しいほどシャカリキに下回りをします。
下を、回りまくります。
自分は椅子は無いが、11人目の職人であり、カットをしているのと同価値を生み出し、お客様、店、職人に貢献するのだと。
そんな椅子を持たない職人の思い込みの話しでした。
今日もありがとうございました。