今日は
「人がキレる原因は、前頭葉の未発達が理由である」
ということを聞きました。
これは脳科学者の茂木健一郎氏が言っていることです。
どういうことかというと
人間の感情は、脳の偏桃体というところから起きます。
偏桃体が「感情のアクセル」であるということです。
それに対し、脳の前頭葉は感情をコントロールするところ。
前頭葉が「感情のブレーキ」ということです。
脳全体を会社に例えると、前頭葉は社長です。
社長である前頭葉がしっかりしていなければ、偏桃体は感情のアクセルを入れっぱなしになり、いつか事故が起きます。
前頭葉の働きが悪い人のわかりやすい例が「ストーカー」です。
過去のことが忘れられず、元の恋人に付きまとい、待ち伏せしたり嫌がらせをしたりします。
これは脳が感情に乗っ取られているようなものです。
そして本題であるキレる人は、前頭葉が未発達で偏桃体をコントロールできない人です。
今話題の「キレる老人」については、前頭葉が委縮して働きが悪くなっているということで説明が付きます。
従って前頭葉を鍛えること、自制心をつけることが重要です。
そのようなことを学んだ今日でした。
今日もありがとうございました。