今朝、「少年院出身のアイドル」の方の記事を見ました。
その方は「戦慄かな」さんという芸名の21歳の女性。
小学生の時に両親が離婚し、母親の育児放棄と暴力が始まる。
年子の妹と水道水で空腹をしのぎ、しゃもじで体を叩かれみみず腫れができる日は数えきれないほどある。
学校ではいじめられ、中学2年の時、授業中に校舎3階から飛び降りて手足を骨折。
その後非行の道に走り、窃盗集団に加わり、化粧品を万引き繰り返した。
高校ではJKビジネスに手を染め、女子高生約200人を束ね、彼女らの下着を売って稼いだ。高校はすぐに退学した。
その非行が知れ、16歳で少年院に入る。
そこで高校卒業程度認定試験に合格。
18歳で退院。
アルバイトに励み、少年院の教官を目指して大学の法学部に入学。
転機は、挫折の連続から脱却したいという思いで受けたアイドルオーディション。
その選考で少年院出身と告白し、テレビ番組の出演が相次いだ。
昨年一月にこども支援のNPO法人を設立し、そこの代表理事となる。
今後、少年院在院中の子の就労支援の構想もある。
以上が戦慄さんの記事と経歴です。
サヘルローズさんと一緒ですが、本当に環境は関係なくて、自分次第で人生は切り開けるということを思い知らされます。
自分ができることで、世の中に足りないものや求められているものを追求し続けた結果が、
アイドルと、自分と同じ境遇の子どもを支援する仕事をするという形に至ったのだなと感じました。
そのようなことを学んだ今日でした。
今日もありがとうございました。