極限まで集中状態に入ると「FLOW(フロー)」という現象が起きるのを皆さんは知っていますか。これは一流のスポーツ選手や芸術家、世界中のCEOが使っているテクニックです。
今日はその極限の集中状態「フロー」に入る方法を学びましたので、解説していきます。
フローに入るには4つポイントがあります。
1、フローブロッカー
フローに入るためには最低でも20分かかると言われています。
スマホ、騒音、人から話しかけられる。これらがあるとフロー状態がリセットされ、フローに入るまでまた20分かかります。
中でもスマホは最悪で、机の上にあったり、ポケットに入れているだけで集中力が下がると言う研究結果もあります。
従って、できる限りこのフローブロッカーを避けて、集中できる環境を用意することがフローに入るためには必要です。
2、フロープロンネス(フローに入りやすい条件)
人間が最もフローに入りやすい時間が、朝起きてからの2〜3時間です。人間の集中力は限りがあるので、朝満タンだった集中力は、夜になるに連れて無くなり、睡眠の方にシフトして行きます。従って朝起きてから重要な仕事をして、フローに入るのが最も効率が良いです。
3、フロートリガー
フローに入るためのトリガーは3つです。①明確な目標②フィードバックが早い③少しだけ難しい挑戦です。
①②を達成するために、時間設定がオススメです。時間設定をすれば「この仕事を30分で終わらせる」などと言う明確な目標と、「その時間で終わったか、どれくらいできたか」の早いフィードバックが得られます。
③の少しだけ難しい挑戦というのは、フローの研究によると「現在のスキルレベルよりも4%難しいタスクに取り組むべき」と言われています。「4%難しい」というのは、「自分が全力を出して達成できるかどうかわからないレベル」と言うタスクに挑戦すれば良いです。
4、フローサイクル
完全なフロー状態に入るためには20分という時間をかける必要があります。この作業を始めてから20分という時間は、私たちにとって非常に苦痛です。
なぜなら、作業を始めてからの20分間、ストレスホルモンであるコルチゾールが脳内に分泌されます。特に最初の数分間に多く分泌され、多くの人がその間にスマホや他のことで作業をやめてしまうのです。
この20分間を超えて作業をすれば、コルチゾールは自然と無くなり、逆に快楽物質ドーパンミンが脳内に分泌されます。
これを知って作業をすれば、より簡単にフローという集中状態に入ることができます。
以上、フローという極限の集中状態の入り方について学びました。私も実践して行きます。
今日もありがとうございます。