先日、「歯科インプラントをしても、ケアを怠ると脱落する」について書きました。しかし、そもそも抜けた歯を放置するとどうなるのかが気になり、まとめました。

  1. 抜けた歯を放置する危険性

抜けた歯を放置すると、多くの問題が生じる可能性があります。一つ目は、隣接する歯が抜けたスペースに向かって移動し、歯並びの乱れを引き起こすことです。これはさらに噛み合わせの問題や顎関節症を引き起こす可能性があります。また、咀嚼能力が低下すると、栄養の吸収不良につながる可能性もあります。

  1. 抜けた歯と歯周病の関連性

二つ目の重要な問題は、抜けた歯が歯周病のリスクを高める可能性があることです。歯周病は、口内の細菌によって引き起こされる感染病で、歯肉と歯を支える骨を侵す可能性があります。抜けた歯が放置されると、歯肉が露出し、細菌が歯槽骨に到達しやすくなります。さらに、正常なブラッシングやフロッシングが困難になり、残った歯の周囲の清潔さを保つことが難しくなります。これらはすべて歯周病のリスクを高めます。

  1. 歯周病が進行するとどうなるか

歯周病が進行すると、最初は歯肉炎(軽度の歯周病)として現れ、歯肉が赤く腫れ、出血しやすくなります。未治療のまま放置すると、重度の歯周病(歯周炎)に進行します。これは歯を支える骨を破壊し、最終的には他の健康な歯も失う可能性があります。さらに、歯周病は全身の健康にも影響を及ぼす可能性があり、糖尿病、心疾患、認知症といった慢性疾患のリスクを高めると考えられています

 

以上のことから、抜けた歯を放置するのはとても怖いことだとわかりました。歯槽膿漏になり、歯周病が進行するというのは知っていましたが、歯並びや咀嚼能力にまで影響し、他の歯もダメにするということを知りました。

 

今日もありがとうございます。

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