今日はアリセプトというアルツハイマー型認知症治療薬を開発した、杉本八郎さんの記事を見ました。

 

新薬開発の成功率は0.002%といわれるなか、杉本さんが15年の歳月と数億円の開発費をかけて開発されたのがアリセプトという薬です。

 

しかしこのアリセプトは症状の進行を遅らせる対症療法薬で、杉本さんは現在根本治療の開発を研究中です。

 

アルツハイマーは脳細胞が徐々に死んでいく病で、一度死んだ細胞は蘇りません。

このアルツハイマーには予備軍の状態があって、この予備軍は日常生活には支障がない状態です。それを軽度認知障害者と言います。

その予備軍を予備軍のままでいさせる薬をつくれば根本治療になるため、そこがゴールとのこと。

 

その根本治療薬のもととなる化合物をつくるのにはすでに成功していて、早ければ2021年6月に臨床試験に入るそうです。

 

そんな、認知症がクスリで防げる時代がくるかもしれないという明るい話題でした。

 

今日もありがとうございました。

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