前回、ワシントン大学の心理名誉教授であるジョンゴッドマン氏が

「夫婦の会話で、ポジティブな言葉がネガティブな言葉の5倍ないと離婚する可能性が高い」

と言っていると書きました。

 

今日はゴッドマン氏のその発言の詳細についてです。

 

ゴッドマン氏は35年に渡って「夫婦がすれ違う原因」を科学的に分析しています。

 

ゴッドマン氏が3000組の夫婦を分析したところ、
すれ違いの原因は会話のパターンにあると言っています。

 

ゴッドマン氏曰く

「15分の夫婦間会話を分析するだけで、その夫婦が4年以内に離婚するか85%の確率で予測できますよ」

とのこと。

 

そして

「日頃の不満を口にしても、喧嘩になる夫婦とならない夫婦がある」

と言います。

 

その違いこそが、夫婦関係が長続きするか否かの鍵となるそうです。

 

まず長続きしないのは、相手に対する批判を口にするパターン。
自分の不安を伝えて援助してほしいと言えば問題ないのに、相手への攻撃を行ってしまう。

 

批判(攻撃)されれば防御(反撃)するしかない。
そうすると協力できなくなります。

 

しまいには相手を見下す発言をする展開になってしまう。

そうなると不毛な口喧嘩・批判・防御・見下しの繰り返しで、

お互いを避けるようになります。

 

ポジティブな言動とネガティブな言動には、
5:1という「黄金の比率」があるとのこと。

 

長続きする可能性が高いのは、夫婦のあいだで、ネガティブな言動1回に対して、ポジティブな言動が5回ある夫婦。
この比率が1:1に近づくと、
夫婦は離婚に至るといっています。

 

これは本当に興味深い内容ですし、とても説得力があります。

なぜなら私の少ない人生経験の中で見てきたご夫婦の、

うまくいってる、いってないというのを思い返すと

この理論で合点がいくところが多々あります。

 

夫婦間でもビジネスでもポジティブな言葉を5倍言う。

そのように学んだ今日でした。

 

今日もありがとうございました。

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