先日、正眼寺というお寺の老師の話しを聞きました。
その中で、
「20才までに1年は親元を離れて団体生活を送るべき」
という自論をおっしゃっていました。
まさに「共生」を学ぶということだと思います。
老師が学長の大学では、寮制であり、部屋は必ず2人以上です。
そして学生は入居当初は必ず「1人部屋にしてくれ」と言うそう。
しかし数ヶ月経つと、それは言わなくなり、自然と相部屋の学生がお互いに気を遣い始める。
老師の狙いはここにあります。
「共生」は社会でも必要不可欠な習慣だと言えるからです。
私も高校時代、軍隊のような部活を経験してきて共生を学びましたが、
寮ではなく共同生活とまではいきませんでした。
現在その相部屋で生活しており、まさに老師が言った通りとなりました。
当初は一人にしてくれと騒いでいましたが、数ヶ月経ってくるとお互いに気を遣い始める。
ぶつかることもありますが、協力して1+1が2以上になることもよくあります。
重要なのは自分が一人でやりたいようにやることではなく、
相手を敬い、尊重し、相乗効果を発揮し、共生すること。
必ず社会に他人はいるのだから、それができていればおかしなことにはならない。
今日はそういったことを学びました。
今日もありがとうございました。