「原稿無しで喋るということは、その喋っている時間の何倍も思考している」と師から聞きました。

 

喋る相手にとって何が有益で、意味のあるものになるのか。自分が何を喋れば伝わるか。

そういったことを最大限に思考し、その凝縮されたものが口から出る。思考した時間の何分の一かの時間で。

 

確かにそれはそうで、少し考えれば分かります。

人前のスピーチを原稿無しでやる場合、どれだけの思考とリハーサルが必要か。

 

私の浅い経験の中から言えば、結婚式の友人代表スピーチをした時のことです。

20歳のころ、入念な思考とリハーサルをして原稿無しで挑みましたが、

やはり冒頭部分で無理だと思い、途中で原稿を出して読むに至りました。

 

原稿無しで喋るということは、

本当にいつも考えていることか、完全に会得している知識、入念なリハーサルをしたことでないとできない。

 

喋る時間の何倍もの時間、思考する。

それを理解し、考えた今日でした。

今日もありがとうございました。

 

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