以前、
「下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ。」
という言葉を見る機会がありました。
床屋で言ったら、まさに
「下回りを命じられたら、日本一の下回りになってみろ。そうしたら、誰も君を下回りにしておかぬ。」
です。
私はこの言葉が好きで、勝手に下回りに置き換えて、
これをやる気の糧に下回りをしていました。
日本一の下回りってどんなだと考えながら、声出して、小さい仕事も見逃さず、そして一番は職人の手が止まらぬよう、下回りができることは全部やる。
それがお客様のため、お店のため、職人のため、そして自分のためにもなる。
そんなことを考え、下回りにベストを尽くしていたら、確かに下回りじゃない仕事が舞い込んできました。
「そうしたら、だれも君を下回りにしておかぬ」
この言葉、確かにそうなりました。
誰が言っているのかは気にしてなかったので、後で調べてみたら
阪急•東宝グループ創業者の方の言葉で、
現在の境遇でできることを目一杯やるということだそうです。
そんな自分のやる気の出る言葉を思い出した今日でした。
今日もありがとうございました。